ナナ

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著者名
向坂くじら (著)
発売日 2026年11月16日
価格 3000円+税
判型 A5横
ISBN 9784910053783

時間のなかには一週間の七行が、気がつく前からあったのだ。ナナ!

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向坂くじら第三詩集は、なんと2027年版卓上カレンダー!(全作書き下ろし)
※詩集として別途刊行する予定はありません。

『ナナ』刊行にあたって

ハサミが詩だったらどうしよう? と思い立ったのは夫の帰りを待っている夜で、それは大変なことだった。右手にはハサミ、机の上には切りぬかれつつあったわたしのマイナンバーカードのコピーが散らばっていたけれどそんなことはもうどうでもよく、落ち着きなくうちじゅうを動きまわるほかに、わたしのそのときはなかった。もっと正確に言うと、こう思った。ハサミが二行だったらどうしよう? しかも動くときたもんだ。一行の裏にある一行が隠されていて、切るという動作にともなって、二行めが出たり引っ込んだりする、そんな詩は見たことがない! けれど世界のなかには、すでに存在していたのだとしたら?(以下略)

【著者略歴】
向坂くじら(さきさか・くじら)
詩人。1994年名古屋生まれ。「学習塾ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『アイムホーム』(百万年書房/第33回萩原朔太郎賞最終候補作)エッセイ集『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)、小説『踊れ、愛より痛いほうへ』(河出書房新社)など。共著に『群れから逸れて生きるための自学自習法』(明石書店)など。2025年、個展「アイムホーム」(代官山GARAGE)開催。