使ってはいけない言葉

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著者名
忌野清志郎(著)
発売日 2020年05月02日
価格 1300円+税
判型 四六変形
ISBN 9784910053141

デビュー50周年記念プロジェクト
忌野清志郎名言集。

 

本年は、1970年に「宝くじは買わない」(RCサクセション)でデビューした忌野清志郎氏にとって、デビュー50周年にあたります。それを記念し、忌野清志郎氏の残した古びないメッセージの数々を、著作、出演雑誌、出演番組、ファンクラブ会報、ライブMCなどから網羅的に収集し、現在のファンだけでなく、未来永劫「これからキヨシローファンになる若い人たち」のために残す、それが本書の目的です。

 

 

【目次】

Part1 ぼくら夢を見たのさ

Part2 わかってもらえるさ

Part3 いい事ばかりはありゃしない

Part4 うまく言えたことがない

Part5 つ・き・あ・い・た・い

Part6 あきれて物も言えない

 

【出版社より】

あの人の人生がつまらないのは、キヨシローを知らないからだ。

「不世出のバンドマン・忌野清志郎を初めて知る人でも手に取りやすい、キヨシローの定番書を作らなきゃ!」

と、ある日の明け方、半分寝ぼけた状態で突然思いつき、謎の使命感にかられて作った本です。

日本における「ロックバンド」の定型(フォーマット)をゼロから作ったのが、RCサクセションというバンドであり、そのフロントマンだった忌野清志郎さん(以下、キヨシロー)です。そんなキヨシローさんは2009年になくなってしまいましたが、いまだに世の中がざわついたときには「いまキヨシローが生きていたら、どうしただろう……」と、みんなが心の中で思い浮かべる存在。ボブ・マーリーやフェラ・クティがそうであるように、(キヨシローさんが好きだった)岡本太郎さんやピカソがそうであるように、キヨシローさんの言葉は未来永劫残り続ける、というか残さなきゃいけない。

そう思って声を掛けたところ、キヨシローさんとは若い頃からの旧知の間柄であるライター・山崎浩一さん、キヨシローさんと家が近所でプライベートでも交流の深かった写真家・佐内正史さんが協力してくださることになり、こうして本プロジェクトチームが発足しました。

ついついマジメになってしまいそうなとき、怒り心頭でやってらんねえと思ったとき、しんどくて泣きたくなったとき、勝負の前に気合をいれたいとき、目をつぶってランダムにページを開けてみてください。

「労働も大事ですけど、サボるってのも意外と大事だと思うんですね」

「日本全体 率直さが足りない」

「何も注意しない。注意なんかしてたら何もできない」

「ぼくはね 僕のやり方で 暮しているんです 毎日 毎日 あなたの 暮し方とは 違うんです それだけですよ」

きっと刺さる言葉が見つかります。

現代のファンはもちろんのこと、これから生まれてくるであろう新しいキヨシローファンのためにも作った、永遠に古びない名言集です。