犬ではないと言われた犬
amazon.comで購入する
著者名 | |
---|---|
発売日 | 2024年07月11日 |
価格 | 1600円+税 |
判型 | 四六判 |
ISBN | 9784910053530 |
初小説『いなくなくならなくならないで』が、第171回芥川賞候補作品に。
今もっとも注目を集める詩人の、「言葉」をめぐるエッセイ集。
【目次】
くちぶえ、ソロで
犬ではないと言われた犬
とありますが、どんなこころですか
矮小な手のひら
しゃべれない
ひとりで学ぶことについて
ほら、フレディ
ドアノブのないドア
ひとの子に
お前とポエムやるの息苦しいよ
微調整、微調整
雲のかよひ路
事象がわたしを
湯船に浸かる
かわいくはないよそもの
後ろ歩き
ミケ
あとがき
【著者略歴】
向坂くじら(さきさか・くじら)
詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ集『夫婦間における愛の適温』、小説『いなくなくならなくならないで』ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。